世界倒産辞典

投資するなら読んでおきたい本!!


どもです!!みのりです!!

投資を始めようと考えている方のために知っておくと非常に役立つ本を選び、本の紹介ならびに内容をまとめました!!

みのり
みのり
皆さんの投資を確実に実らせる手助けになれば幸いです!!

 

参考図書一覧

1 最高の戦略教科書「孫子の兵法
2 戦略家の心得「戦争論
3 失敗から学ぶ「世界倒産図鑑


最高の戦略教科書「孫子の兵法」

今なお議論を呼び日夜研究が進んでいる戦略家「孫子」
ビジネスだけでなく、スポーツや人生 「負けないための戦略」中心に記載
座右の銘にしている方が世界中に存在!!!

みのり
みのり
投資において勝った回数より負ける回数を減らすことが大切です!!

兵は詭道なり

孫子の兵法の中心的な言葉は「兵は詭道なり」です!
意味は、戦争とは所詮、騙しあいに過ぎない、投資では時に騙しと戦わないといけません!

騙し合いは「短期決戦」条件下でより加速します。
投資の世界で言うとトレードといった短時間の取引において特に騙し合いが多く発生します。

そして気を付けてほしいのがベテランは前もって準備して短期間で仕掛けてくることです。
「準備をしっかりしたベテラン」VS「準備が不足しているアマチュア」
短期決戦に見せて長い時間かけて準備をした人VS準備不足でお互い短期決戦と思っている人
となっていてまず勝てません。

対策としては待てる環境を知り整えましょう!
自分で調べて考えて待てる為の自信を持つことが大事です。

「え!?私に来るの!!」

不意打ちを喰らい「え!?私に来るの!!」となった瞬間が最も攻められやすいです。
本当の敵はこちらに攻撃しようとしていることを攻める直前まで隠してます!

短期決戦と連続攻撃が重なることにより効果が非常に大きくなります。
その最大の理由が「焦り」、間違っているかの確認が不足した状態で行動してしまうからです。

対策としては「情報格差を埋めて、負け戦を回避する
準備をして精神的に余裕を持って、見せ板・イナゴ戦略・成り行き狩り・悪質投資信託商品など投資の騙しがどんなものか知りましょう!!

地の利はこちらにあり

優位に立てる場所に陣を作ると戦で有利になるように
市場や業界について詳しく知り、変化をいち早く気づき準備ができるようにするのが望ましいです。

一人だけでやるのではなく案内役の専門家を携えているか重要。
ですが、間違った専門家を頼りにすると損害が大きくなることも同時に心掛けてください!

投資においても迷った時、専門家に意見を聞きたい心理に駆られますが、
SNSや雑誌など情報をすぐに鵜呑みにしない。特にプロっぽい意見に注意!

まとめ 孫子の兵法からの投資法

1 待てる環境を知り整える
2 情報格差を埋めて、負け戦を回避する
3 変化をいち早く気づき準備ができるようにする


戦略家の心得「戦争論」

「孫子」と並ぶ西洋の代表的な戦略本
アメリカ軍戦略のデファクトスタンダード!
将士と似ている投資家に必要な心構えを身につける!

みのり
みのり
規則を守り規則を破る天才の解明の書!!

戦争論!投資家と将士は同じ!?

戦争論は一説に「天才解明の書」とも呼ばれています。
天才の対象は著者クラウゼヴィッツを打ち負かした「ナポレオン」!!

戦闘における前提が実は孫子とかなり違います。
戦争論は「一度負けてもその後の再戦も考える」で、
孫子は「一度負けたら国が滅亡」と考えていました。

なのでどちらが絶対に正しいとは言い切れないですのでご注意を

戦争論で出てくる戦略家・・すなわち「将士」は戦い方を考えるために、
日々勉学に励み、情報を集め分析して、冷静さと時に決断する大胆さを併せ持たないようにしなければなりません。

そして変わりゆく戦況を見て今後の展開を考え抜く知識を持って見据え、時に攻めて時には撤退を指揮する存在です。

これらは投資家にも通じてますので将士の心得は投資家の心得にもなり得えます!
ただし、無理は行わないようにしましょうね。

小さな障害の組み合わせが規則を破る

優れた将士は規則など当たり前のことをしっかり守った上で、規則を無視します

「規則などをしっかり守る」という当たり前を続けることは最もむずかしく、
摩擦」という日常の細々とした障害の組み合わせによって規則を破る原因となります

良いニュースなども摩擦の一つであり、重なることで最終的に規則を破る原因にもなります。まさに不意打ちですね。
一度摩擦が起きると破ってもいい理由を探すのが癖になりどんどんエスカレートします。

ふらふらと規則を守るための前提をこれぐらい大丈夫と簡単に破らず、中途半端な動きをしないようにすることが将士の心得です。

天才は規則を熟知して破る

天才はただ規則を破るのではなく、
無意識に広がっている規則を見抜いて不意打ちとして規則を無視する
一見矛盾しているような内容ですが、不可能だと思われていたこと知りこっそり可能にするという意味でとってもよいです。

本の中では食糧の現地確保・平民の兵士化という敵の不意を完全に突くナポレオンの戦法を参考にしています。

投資を行うにあたっても会社の社長や各国の代表がどのような人か見るのを忘れず
型破りを行うにはその業界をどのくらい知っているかをまず見ましょう!

戦争論からの投資法への落とし込み

1 日常の障害の組み合わせが規則を破ると知る
2 良い物事も規則を破る原因になり得る
3 無意識に広がっている規則を見抜く

 


失敗からこそ学ぶ「世界倒産辞典」

世界の名のある会社の倒産事例と原因が書かれた本
倒産という失敗から学べることは非常に多い
水面下で肥大化する問題は何かを知ることができる

みのり
みのり
成功だけからではなく失敗からも学びましょう!!

倒産のパターンは2パターン

本の中で失敗の型は大きく2つあります。

過去の亡霊型
 成功体験に囚われ戦略変更が遅れるケース
脆弱シナリオ型
 成功確率が低いがたまたま上手く行き、それを続けて失敗するケース

課題が利益に隠れ、水面下で肥大化してある時手に負えない問題として襲い掛かってきます。
そうなってはもうお手上げ状態となってしまいます。

「過去の亡霊型」はイノベーションの変化で起き、どの企業にも襲い掛かってくる可能性があります。

新しい市場に挑戦を行おうにも顧客の存在が大きく影響していて、
顧客が求めるものによって悪化することが多いです。

他社に完全に命運を委ねたトイザラス

事例として「ルール(市場)が変わっても既存のルール前提での正しい対応を行った」トイザラスがさらに他社に頼り切り命運を委ねてしまった。ことが挙げられます

既存のルールの対応と他人に頼り切るというコンボで倒産が非常に起きやすくなります。

トイザラスの件だと委託した相手がAmzonで任せる相手が巨大なほど安心してしまい、危機感が薄くなりました

新しい事業に参戦しても必ずも成功しないというジレンマからは逃れられないです。

業界を確認するときは必ず正しい指標を使って、
特に新規市場をそのまま既存事業の指標のまま使わないように!

リスクを感じなくなったリーマン・ブラザーズ

アメリカの投資会社上位陣と対抗するためにリーマン・ブラザーズはリスクの高いレバレッジ戦法を取ってました。

さらに倒産の原因となったのが、危険な手法を止める人がおらずブレーキが壊れた蒸気機関のような体制となっていたことです。

短期的な儲けを達成することで給与ボーナスが決まる社風
リスクの正体を知らなかった
同僚が成功していてやらないと損と言う

成功しているという結果を証拠に持ち上げて、
集団になるとリスクをリスクと感じにくくなる「集団的な愚かさ」が起きことが最大の原因でした。

世界倒産図鑑からの投資法への落とし込み

1 倒産は「過去の亡霊型」「脆弱シナリオ型」の2パターン
2 顧客によって企業の動きが制約される
3 集団によってリスクをリスクと感じにくくなる


このブログでは毎週火曜と金曜に投資に役立つ記事を投稿してますのでぜひとも参考にしてください!!
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