「敵をこちらの作戦に乗せろ！」孫子の兵法⑤

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どもです！！みのりです！！

本から投資法を学ぼうのコーナーです！！

株価を気にするようになった「脱投資初心者」の為、動じない投資マインドを作っていきましょう！！！

今回も孫子の兵法の続き罠の手法から投資法を落とし込んでいきましょう！！

前回の記事はこちら

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同条件での戦い

強者同士のにらみ合い

前回の続きとして、情報格差ができない場合どうすればよいか考えていきましょう！

自国と敵国、お互い睨み合い情報が不足している、敵の戦法も絞り込めず一触即発な状態を思い浮かべてください。
情報がないため下手に陣形を組むと、それが敵の目に止まりこちらが組んだ陣形の対策を盛り込んだ陣を組まれて攻め込まれることがあります。

お互い安定を取って壊滅を避けたい、かつ効果的な策を相手より先に見つけて一気に勝ちを手にしたいと思っています。

ここまで接戦となった以上中途半端な策やタイミングで戦いに望むと負けというのは目に見えてますね。

 

では、孫子の戦略ではどうするのかというと、

①短期決戦よりさらに早い超短期決戦で相手が陣組む前に制する
②敵をこちらの作戦行動に乗せる
この２つが挙げられます

短期決戦よりさらに早い超短期決戦

短期決戦作戦の弱点として、想定していた展開通りにならず、作戦開始から決着がつくまでの時間が長くなるほど戦況的に不利になってしまいます。

どこかで遅れが生じるとすぐ敵に対策を練られてしまい短期決戦の意味をなさなくなるからですね。

 

では、逆にさらに早い超短期決戦を行うとどうなるのでしょうか？
それはもはや剣道の開始直後に攻めて一瞬で決着がつくのと同じ現象が起きます。

攻めた方は相手が守る体勢を取る前に打ち込めれば勝ち
守る方、もしくは攻め遅れた方は対処に間に合えば負けを回避でき精神的に有利に立てて、さらにそこから一気に反撃を行い勝ちを奪い取ることもあります。

見て対策法をすぐ思いつくような単純な攻撃でも、防御を作れなければ一気に攻めこめて勝ちを手にできます。
ただ、これはあまりにもリスクが高く何より技術と精神がとんでもないほど求められることを忘れてはいけません！！

再度、剣道を例にしても相手の面を的確で一瞬、かつ開始の号令が出た後に行わなければいけないという熟練の技術が必要です。

そして、それ行う心構え。
失敗すれば攻めに全力を注いでいる為無防備。試合前に気配が伝わり相手に一気に攻めてくると見抜かれることも考えて振る舞わないといけません。

超短期決戦は本当に熟練同士の間で起こりやすく、試合はとても長引くか一瞬で終わることが非常に多いです。

敵をこちらの作戦に乗せる

違う考え方として、睨み合っている状況というのはお互い攻めへの道筋が見つけられず守りに入っている状態です。
その守りを突破するにはどうすればよいでしょうか？

 

それは罠にかけることです！！

そんな単純な！と思うでしょう。

はい、単純ではないです（笑）
バレバレな罠だと相手は乗ってこないですし、罠だったときのリスクが高くても相手は乗ってこないです。

では、どのくらいがよいか・・・

 

少ない労力で「私でも取れるかも！」と思わせることです！！
サッカーの一流選手の技が例としてよいので紹介しますね。

ボールを持って相手のディフェンスを抜こうとする時に、「あっ、これなら自分でも取れるかも」というところにわざとボール蹴って転がすようです。
そしてディフェンスがボールを奪おうと動いた瞬間に抜き去るという巧妙な技です。　

この自分でも「取れるかも」と思わせる絶妙なボールの転がした方が見事なアメの役割を果たしてます。

さらに少ない労力という、最悪損害が少ないから大丈夫と思わせるのもミソです。
騙すことに成功して、なおかつ損害が少なかった分反省が少なく、また引っかかってくれるのですから・・・

実際の戦でも、最悪失敗しても完敗には繋がらない兵力で有利な場所を取らせようという罠を敵に見せて誘い込んでいたそうです。

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投資法への落とし込み

投資の超短期決戦とは？

では投資での超短期決戦とは何でしょうか。

隠れて念入りに準備していて、日の当たるところに姿を現した途端一気に動くのが「短期決戦」です。

超短期決戦とはその前もった準備すらできない状況です。

 

いきなりテロが起きたり、大統領が突然病気で倒れたなど全く予想してなかったことで株価が大きく動いたりするような場面です。
もちろん逆に良い展開の場合もあって、いきなりある会社が石油を掘り当てたりなどよいことも含まれます。

ではもしもそのチャンスを物にしようと売買するとなったらいつがよいか。

超短期決戦はただでさえ早いので、一つ一つの展開について行くのは非常に困難です。
それ故負ける回数をあまり増やさないためにもあまり多く動くことはおすすめしません。

そして、見極めるのは狙う向きです。
問題が起きて一気に株価が下落した時、問題が耳に入ってすぐ信用売りやベア型商品の買いを入れようとするのは危険です。

間違いなくそれよりも早く動いている方はいますから（笑）

問題が一時的ですぐにまた跳ね上がり短い期間で損失だけ計上するのは悲しくなります。

 

では、一時的に下がったところに個別株などを買うのはどうでしょうか。

基本的には良いと思いますが問題の内容によっては株価が戻るのに時間がかかる場合もあるのでどのくらい待てるかを知らないと精神的に負けやすいのでこちらも慣れないうちにすぐに跳びつくのは避けましょう。

罠に落とす？

子供の頃落とし穴を作って誰か落ちたらおもしろいと考えたことありますか？

 

残念ながら投資では私たちに落とし穴といった罠を作る力がそこまでありません・・

では、せめて罠に掛からないようにするのが大切です。

 

特に自分でもすぐに稼げそう！！が危険です。

 

この株はみんな買っている情報が回っているイナゴ銘柄や難しい名前でごまかしているハイリスクの投資信託。
まさに目の前に転がされたサッカーボールです。

他にも安全を唱っているが実は手数料がかかる回数が多い外貨貯金など上げればきりがありません。

なにか投資で新しく行うときはすぐ「私でも稼げそう！」と安直に始めないように気をつけてくださいね。

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まとめ

ブログまとめ

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