どもです!!みのりです!!
本から投資法を学ぼうのコーナーです!!
株価を気にするようになった「脱投資初心者」の為、動じない投資マインドを作っていきましょう!!!
今回も孫子の兵法の続きから、避けるべきフィールドである「バトルロワイヤル」を見抜くことから投資へ落とし込んでいきましょう!!
前回の記事はこちら
1 戦い入り乱れるバトルロワイヤルは危険!
2 夢が見られる場所こそ激戦区
3 ひ弱で美味しい市場があるとさらに激化
目次
恐怖のバトルロワイヤル
孫子の兵法
今なお議論を呼び日夜研究が進んでいる戦略家「孫子」
ビジネスだけでなく、スポーツや人生 「負けないための戦略」中心に記載
座右の銘にしている方が世界中に存在!!!
入り乱れる強者たち
皆さんバトルロワイヤルはご存じですか?
そうです、ある一定のフィールドに多くの人が集まり、最後の一人になるまで戦い続けるバトル漫画でおなじみの試合です。
自分以外全員敵、さらにその敵の特徴も様々です。
そして個人同士の戦いに見えて、実は組んでいるグループがいたり、漁夫の利を狙おうとする人、さらには比較的安全なところからとにかく全体数を減らそうする人もいたりと、裏切り卑怯とにかく入り乱れます。
一応ルールはあるようですが、全員正々堂々と戦うという状況はまず見ませんね(笑)
過去の記事でも書いてますが、戦うにしてもまず負けることを避けねばなりません。
そして多くの人が一同に集まるバトルロワイヤルでは、裏切りや騙し、漁夫の利を狙う輩など気を張らないといけない場面があまりにも多いのは簡単に想像できると思います。
・・・徒党を組んだり、卑怯な手段を使っても結局圧倒的に強い人(俗にいう主人公)が勝ち残るのはいつものことですね
激しいバトルロワイヤルができる要因
バトルロワイヤルは避けるべきと言っても、今やどこでも新しい物やアイデアが生まれるとすぐに競争相手が現れ、一気に集ることでバトルロワイヤルが出来上がる仕組みです。
新しくできたものの模造品や既存の商品と組み合わせたりとその商品の出る早さは驚くばかりです。
なので1対1で戦っても、誰かがその戦いの存在を聞きつけ漁夫の利を行おうと企みます。
さらにそれを一網打尽にしようと考える者や・・
祭りごとと聞きつけて来る者・・
まったく別の目的にすり替えてくる者も・・
などと、とにかく人が集まってしまいます。
ではでは、どうすればよいかというと
せめて「激しいバトルロワイヤル」になることを見抜いて、可能な限り嵐が来る前に撤退すればよいのです。
夢が見られると戦いは激化する
激しいバトルロワイヤルはどこにあるか一発でわかる指標はズバリ「夢が見られるかどうか」です。
孫子が生きていた時代も国家統一(今で言う中国全体)という大きな夢を皆が追い求め戦いが繰り広げられてました。
一時は秦が統一して、そして漢、隋・・・唐と歴史は繰り返されます。
新しい技術が市場として生まれると、そこで活動することで大きな利益が獲得できるかもしれないという夢を見て多くの参入者が出てきます。
その利益は短い期間で他より倍以上の儲けを出す可能性が高いのでより人が集まるでしょう。
おまけに参入者が多いということは脱落者も多く、生き残るものはより強いものに限定され、さらに勝者が確定すると一気に夢の世界が崩れて勝者以外はすべて負けが確定してしまいます。
夢に人が集まるのはいつの時代も一緒ですね。
もちろんその業界が活発になるのは良いことですが、行き過ぎると利益を出せる場所を求め続けている人が我先にと利益を確保しようと来ますね。
ひ弱でおいしい市場
実はもう一つ争いが激化する要因があります。
ある意味悲しい現実なのですがそれは「永続主義という好立地の国」の存在です。
お互い平和を求め、争いのない世界を作りたいという考えを持つ国が近くにあるとしましょう。
おまけに高い山があり周りの敵国を一望できる好立地、いざという時活用すれば有利に、また身代わりにもできる国
そのような国があったら皆さんどうしますか?
和平を組んで協力する・・・としたいところですが、敵国も利用したいと当然考えていますので、容赦なくその好立地の国を武力で制圧して自身の立ち位置を良くしようとしてくるでしょう。
取られたら不利になる・・・なので苦肉の策として自分たちが支配したほうが有利と言う結論になってしまいます。
モラルを守って和を作り上げた地域は戦い慣れた集団から見れば「おいしい場所」として認識され、良いように食い荒らされてしまいます。
手に入れるまでは短期間ではあるものの、この「ひ弱で好立地な国」を手にすれば長期的に有利になりますので、この手に入れるための活動は活発にならざるを得ません。
投資法への落とし込み
投資でのバトルロワイヤルはどこ?
バトルロワイヤルは避けるべきと言うのは肌身に感じてもらったと思うので、投資の世界のバトルロワイヤルはなにか例を出しましょう!!
真っ先の言うべきなのは「理由もないのに参加者が多い」ところです。
別名イナゴと言うのですが超短期的な「理由がしっかりしていそうで急上昇した銘柄」のことです。
そこに前回説明した「私でも稼げそう!」という夢があるように見せるので参入するのはかなり危険です。
もちろん稼げる可能性はあるのですが、多く保有している人が一気に売りを入れる(勝ちを確定)だけで大きく株価が下がり、もともと上がる理由がなかったために「もうだめだ!」と思う人が溢れて一気に崩壊します。
なのであまり参入すべきではないですね。
とにかく、超短期的に利益を計上しようとしている人が多いと値動きが激しく精神的にもストレスが大きく冷静に判断できないため慣れてない方は入らないようにしましょう!!
そしてあくまでイナゴ株は一例です!!株式市場には他のも多くの人が参入する場所があります。出来高と言う取引回数が多い指標を見ても、参入している人のよって質は大きく変化しますのでご注意を。
ひ弱かつ夢が見れる市場
「永続主義という好立地の国」の存在があると争いが激化するというお話はしました。
ではその国が今もあるのかと言われれば正直公言したくははありません・・・
今の資本主義で言う株式市場、世界の中で週明けに真っ先に世界状況を確認できる場所はどこでしょうか・・・
太平洋の日付変更線より西で一番の東にある市場が存在する主要国・・・
また、できる限り多くの人は予想を確実にしたいため、なにかを試しとして検証を行いその観察結果をもとに判断を行います。
つまり、試験場として使われる場所は非常に多くの思惑を混ざっており、激しい反応が起きていることを覚えておいてください。
そして、理由はともかく株価があがるという夢が加わるとさらに反応が激化するのをお忘れなく・・
平和を愛するのは一番です・・・ただ、それでも世界の思惑に逆らうのは非常に困難ですね。
私達はどうすべきか
こうみるとバトルロワイヤルとなった場所は完全に避けるべきと見えても仕方ないです。
ただ、こう考えてみるのもいいかもしれません。
「皆が避けすぎてチャンスに気づいてないのかもしれない」
リスクを全く考えてないのも問題ですが、その次にリスクを考え過ぎと言うこともあります。
投資は皆の流れに逆らわない方が万全もあれば、その全く逆の逆らった方がいい場合もありますね。
無責任な結論となっても申し訳ないのですが、この知識を持って市場を見るだけでもかなり差が出ること間違いなしなのでしっかりと見据えて投資に活用してください!!
まとめ
1 戦い入り乱れるバトルロワイヤルは危険!
2 夢が見られる場所こそ激戦区
3 ひ弱で美味しい市場があるとさらに激化
今回の本はこちら↓