どもです!!みのりです!!
本から投資法を学ぼうのコーナーです!!
株価を気にするようになった「脱投資初心者」の為、動じない投資マインドを作っていきましょう!!!
今回もクラウゼヴィッツ 戦争論から疲労での影響から投資法へ落とし込んでいきましょう!!
前回の記事はこちら
1 時間とともに敵も味方も疲労する
2 疲労が長引くと勝ち負けより終わらせたい気持ちが強くなる
3 投資でも感情的疲労をどう対処するか問われる
戦争論
読まれざる名著の代表と言っても過言ではないクラウゼヴィッツ『戦争論』
戦争の本質をまとめ、過酷な競争の環境にいる方必見
アメリカ軍の軍事基礎にもなっている著書!!!
目次
投資法への落とし込み
疲労するのは投資家本人のみ
繰り返すようですが投資における兵士(国民)はお金です。
幸いにもお金は疲れることもなく、作戦を無視したり、デモなどで反旗を翻したりしません
兵士→運用資金(レバレッジも含む)
将士→投資家
君主(無借金の個人投資家なら無し)→会社や金融
今回は君主のことは無視してもらって大丈夫ですよ
将士である投資家と兵士であるお金、脳と精神について考えるのは投資家本人だけで大丈夫です。
ファンドや仲間と一緒にやるとなればまた話は違ってきますが、今回は個人投資家一人としてのみ考えさせていただきます。
日常生活でのダブルパンチ
投資家で一番精神的に疲労するのは、言わずも下落している時のような含み損が増えたり、ポジションを取っているのに全然値動きがしない時だと思われます。
売買後に逆の動きになってしまう可能性があるのは皆考えられるものの、それがどのくらい続き、どれほど不確定要素が増えるかは完璧に予測はできません
どれだけ想定外を無くそうとしても完全に無くならないのが世の常です。
予想とは違う動きになっても最初は意気揚々と「まだまだ大丈夫!」としていても、思った以上に長引けばボクシングのボディブローのようにじわじわと痛みが溜まっていきます。
また想定外のことが起こるとその度に心の持ち用を考えたり対策をしなければいけません。
これも数が重なるごとでどんどん痛みが溜まっていきます。
こうして脳と精神の疲労が蓄積していきます。
ランニングのようにあらかじめコースや距離、ペース配分が決められないため非常にやっかいです。
ここに日常生活の疲労やストレスも一緒に襲いかかり必ず対処しなければなりません
それも日を跨いで疲労は残り続けます。
本当に間違っていたのであればすぐに損切りするのが得策ですが、自信があること故、耐える必要なことこそ脳と精神の疲労のペース配分の不確定さに視点を向けないといけないのです。
感情的にどうなるか考え抜く
対策について極論を言うと何も見ない。つまり気絶です(笑)
ただ、本当に危険な時を思って皆さん株価などをチェックしていると思うので、もちろんこのやり方以外もちゃんとお教えします
一言でいうと
「感情的」「短絡的」といった抽象的な見方で自分自身を顧みて、取り除けない予想外に対する不安の増加度を減らす
です
多くの人はが「合理的」や「論理的」な知識から対策しようと本を必死に読むことはします。
しかし、この対策だけでは「予想外のことを減らす」という手段のみに目がいってしまい、抽象的に自分自身を顧みたり不安の増加度を減らすことができなくなります。
いわゆる、確率を下げているだけという訳です。
例
サイコロがあります
1・2・3・4が出るとあなたの不安度は20増えます
つまり2/3であなたの不安は20増えます
100になるとあなたは我慢できなくなり負けを認めることとなります。
ここであなたは論理的な知識を本で読んで身につけ確率(予想外のことを減らす)を1/6にまで減らせました。
(予想外のことを0にすることは不可能の為、確率0にはできない)
かなり不安が増えるスピードは減りましたがあと何回サイコロを振らなければいいかはわかりません
この例で、不安が増える確率を減らすだけではなく不安度の増加値も減らさないと行けないことがわかると思います。
何回サイコロを振らないといけないかわからない状態ではとにかく総合的に不安が溜まる速度を減らす必要があります!!
この不安増加度を知り減らすことこそ自分自身を顧みることで、それをするには抽象的な知識が必要というわけです!!
まとめ
1 時間とともに敵も味方も疲労する
2 疲労が長引くと勝ち負けより終わらせたい気持ちが強くなる
3 投資でも感情的疲労をどう対処するか問われる
記事まとめ