どもです。みのりです!!
本から投資法を学ぼうのコーナーです!!
株価を気にするようになった「脱投資初心者」の為、動じない投資マインドを作っていきましょう!!!
今回はいつもと少し趣向を変えてハーバード・ビジネス・スクール(後略:HBS)の教師が著作の「イノベーション・オブ・ライフ」からです!!
1 職業人として成功しても人生において明らかに不幸になっている人がいる
2 お金以外の教育・仕事への時間ごとの投資順位が大切
3 優先順位を自分で決めてもよいという考えを持ってしまう
目次
自慢の生徒がどんどん不幸に
最終講義
まず、簡単に本の説明を
この本はHBSのクレイトン・クリステンセン教授が最終講義として学生に向けて行った人生訓の内容が書かれています。
こにで3つの質問があります!!皆さん考えてください!!
Q1.どうすれば幸せで成功するキャリアを歩めるか
Q2.どうすれば家族・伴侶・親しい友人との関係をゆるぎない幸せのよりどころにできるか
Q3.どうすれば誠実な人生を送り、罪人にならずにいられるか
どうでしょうか。
おそらく簡単そうな質問に見えますがほとんどの人が考えたことないものばかりなのではないでしょうか(笑)

大きな背景として、HBSを卒業してエンロンのCEOまで昇りつめた人物が閉鎖的な経営監視から犯罪を犯し(エンロン事件)、今は刑務所に入っていることが挙げられます
「一定の人が職業人として成功しているにも関わらず人生において明らかに不幸になっている」ということです。
優秀なのに不幸への道を行ってしまう
卒業後10年程職業人として頑張り、功績があるにも関わらず、仕事が楽しくない・家族との不仲に離婚・・・
明らかに不幸せな人が増えることを教授は多く目撃しました。
生徒たちが不幸になってしまったのを見てすごく心が痛くなったと思います・・
特に、卒業生はとびきり優秀なだけでなく、まっとうな生徒であり、特に仕事もプライベートも成し遂げたいという計画やビジョンを持っていました。
みんな教授自慢の生徒達です。
それなのに
何かが上手くいかなかった。
キャリアが上手くいくにつれ人間関係が損なわれている。
これをきっかけに教授は戦略論や経済学など広く研究を続けて人生訓としてまとめたのがこの本です。
投資の優先順位はどれが上!?
投資=お金?
書きたいことはいっぱいありますが今回は「投資の優先順位」についてお話しますね。
投資の優先順位といえば何を思い浮かべますか?
貯蓄の何割を充てるかを考えること?
それとも、なにをどのくらい買うか?
しかし残念ながらこれはお金の金額の話ではなく、時間の問題です(笑)

やっぱり投資と聞くとやっぱりお金のことを考えてしまいますよね。
お金以外も、教育・仕事への投資に共通する時間が大切ということです。
もしかしたら本の説明の時に気づいていたかもしれませんが今回はお金中心の投資法ではなく、もっと大きく投資と言うものを見てほしい内容になっています。
では改めて、質問です。
あなたの限られた時間をどこに投資しますか?
仕事と家族への投資
投資先は家族はもちろん、仕事に勉強、趣味に睡眠・・・
とにかく時間が足りなくて一日48時間になってほしいと願うほどではないでしょうか(笑)
まずは上に書いた質問の
Q1.どうすれば幸せで成功するキャリアを歩めるか
Q2.どうすれば家族・伴侶・親しい友人との関係をゆるぎない幸せのよりどころにできるか
この2つの質問に関わる仕事と家族についてお話しましょう!!!
優先度を決められるという勘違い
仕事と愛する家族の両立、素晴らしいですね。
ただ、言うは易し。行うは難し。
簡単にバランスを取れたら苦労しませんね。
「私と仕事どっちが大切なのよ!?」
「お前が大事だから仕事しているのだろ!!」
どこかのドラマの回想に何度もある展開です(笑)
ここに子供が加わるとさらに複雑に・・・
そしてそのまま子供が生まれて20年過ぎる当たりお父さんは必死に仕事を頑張るも家庭の関係は冷えていくという。
家庭がバラバラになる危機感を感じたお父さんは、奮発して20年前には絶対に行けなかったような豪華な旅行を計画して家族をふるまいました。
結果はどうでしょうか。
旅行中は直ったかと思うくらい家族仲よかったものの帰宅後、元の状態に戻ってしまった・・・
どこまでがドラマで、どこまでが現実なのでしょうか。
特に子供に充てる時間は他と比べてとても大切だというのはもう言わなくても大丈夫ですね。
子供の成長は短くてまるで一瞬、出来る限り尽くしてあげたくなります。
しかし、本には不幸になる人にこのような行動を取ると書かれています。
優先順位を自分で決めてもよい
なにを当たり前のことをと感じると思う方も多いと思います。
私も同じです
例として
「今はまだ子供たちが幼くて教育はそれほど大事じゃないから仕事に専念しよう。成長して必要になれば仕事のペースを落として家庭に力を入れよう」
おそらく、この文を見てほとんど間違いなんてないように見えると思います。
教育にはお金が必要で安定さをより築くのはいいことですね。
おまけに子供が成長して教育で忙しく忙しくなった時の資金も計画にしっかり入れています。
ただ、この事実を知ったらどうでしょうか?
「生後1年までの子供に対して、親の語りかけの量によって、成長してからの語彙力と読解力の成績に比例関係が見られた」(同著作研究より)
つまり、家族との関係が良いときに家族への投資を「後回し」にして、一番大切な時を逃す。
これを知ったあなたはいますぐにでも子供のところにUターン!するでしょう!!!
しかし!!それを邪魔する考えが現れます。優先順位を勝手に決めてもよいと考えてしまう根本的な原因
それこそが
「仕事は自分のアイデンティティで身近な人はわかってくれるだろう」という考えです。
あえて説明は次回にしますので一度皆さん考えてみてください!!!
まとめ
1 職業人として成功しても人生において明らかに不幸になっている人がいる
2 お金以外の教育・仕事への時間ごとの投資順位が大切
3 優先順位を自分で決めてもよいという考えを持ってしまう
ではでは、次のブログでお会いしましょう!!!!